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★★ 子宮頸がんとワクチンについて ★★
子宮頸がんは子宮の入り口(頸部)にできるガンで、ヒトパピローマウィルス(HPV)
感染によって起こります。
近年、20〜30才台の若い女性に子宮頸がんが急増しています。
ワクチン接種により、予防することが可能になりましたが、
ワクチンを接種しても、既にヒトパピローマウィルス(HPV)に感染していたり、
異なる型のウィルスに感染していたりして、子宮頸がんが発症する可能性があります。

早期発見と早期治療のために20才を過ぎたら定期的に子宮がん検診を
受けましょう。


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子宮がんの種類と原因 発症年代 症状 HPVの種類  ワクチンの種類と検診の重要性

子宮がんの種類と原因
子宮頸がんは子宮の入り口(頸部)にできるガンで、ヒトパピローマウィルス(HPV)感染によって起こります。


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急増する子宮頸がん患者
20〜30才台の若い女性に子宮頸がんが急増しています。


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症状
子宮頸がんは、ガンがある程度進行するまでほとんど症状が現れません。
〈ガンが進行してから現れる症状〉
・性交渉の時に出血する
・生理に関係の無い時に出血する
・茶色いおりものが増える、悪臭を伴う
・下腹部や腰が痛む

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HPV(ヒトパピローマウィルス)の種類
子宮頸がんの原因はヒトパピローマウィルス(HPV)高リスク型
「16型」「18型」によるものが多くを占めています
 

ヒトパピローマウィルス(HPV)は非常に一般的に存在するウィルスで、
性交渉の経験のある女性の80%が一度は感染します。
ヒトパピローマウィルス(HPV)には100種類以上の「型」があり、
がんを引き起こす可能性のあるヒトパピローマウィルス(HPV)を高リスク型といい、
現在では15種類程度が発見されています。
子宮頸がんを発症した日本人のうち20才台の90%、30才台の76%が
「16型」「18型」が原因です。

高リスク型のヒトパピローマウィルス(HPV)に持続感染することでガン細胞へと進行します
ヒトパピローマウィルス(HPV)に感染しても人間の免疫力によって多くの場合ウィルスは体から排除されます。
しかし、この機能がうまく働かずウィルスが子宮頸部に残り長い間感染が続いたり、長期間高リスク型のウィルスに曝されることでその部分の細胞が5年以上かけてがん細胞へと進行することがあります。

ヒトパピローマウィルス(HPV)は子宮頸がん以外の病気の発症にも関係しています
●外陰上皮内腫瘍・・・外陰ガンに先行してみられることがある腫瘍で半数ほどがヒトパピローマウィルス(HPV)感染によるものとされています。

●腟上皮内腫瘍・・・腟ガンへ進行する可能性のある腫瘍でヒトパピローマウィルス(HPV)感染が主な原因です。

●尖圭コンジローマ・・・ ヒトパピローマウィルス(HPV)「6型」と「11型」による感染で、直径1〜3o前後の良性のイボが性器や肛門の周囲にできる病気です。性交渉により感染し外用薬の塗布で治療しますが根治出来ず再発しやすいといわれています。

参考:妊娠している女性が尖圭コンジローマを発症していると出産の際に赤ちゃんにもHPVが感染してしまうことが あります。まれに、感染した赤ちゃんの喉などにイボのできる再発性呼吸器乳頭腫症を発症することがあり、そのイボを切除するために何十回と手術を繰り返すこともあります。

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 HPV(ヒトパピローマウィルス)の種類
 日本では子宮頸がん予防ワクチンは2種類。
ワクチンは100%ではありません。カバーしていない部分は検診受診で補いましょう!
◆日本では子宮頸がん予防ワクチンは2種類使われています
 ■サーバリックス(Cervarix)  グラクソ・スミスクライン社製  【2価】
  日本には先行して輸入されたワクチンです。ヒトパピローマウィルス(HPV)16型と18型の感染に高い予防効果があります。
 ■ガーダシル(Gardasil)  MSD社製  【4価】
  ヒトパピローマウィルス(HPV)「16型」「18型」感染の予防に加えて「6型」と「11型」感染予防の効果があり尖圭コンジローマの予防にもなります。

◆低い日本の検診受診率

ワクチンの効果がどれくらいの期間続くのかはまだまだ未知で、理論的には20年くらいと言われています。
現時点では、世界中の接種状況はガーダシルが8〜9割を占めており4価と言うメリットが大きく影響している
と思われます。サーバリックスも研究段階では、より多くの型のHPVに効果があるらしい・より効果が長期間続くなどと
いわれていますが、まだまだ未知の段階です。

これらのワクチンが網羅できない部分を検診受診で補うということを心掛けるべきでしょう。

当院では、子宮頸がんワクチンの接種および子宮がん検診を行っています。
詳細は、電話にてお問い合わせください。
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